計算方法と根拠

一回限りの費用と継続費用を分ける

start-link の解説では、固定費の見直しでは変更時だけの支払いと変更後も続く支払いを分け、同じ期間・同じ業務範囲で比べる考え方が示されています。このサイトでは前者を初期費用・解約費用、後者を月額と増える継続費用として入力します。

計算の流れ

月額の純削減額=現在の月額−変更後の月額−増える継続費用。年間効果=純削減額×12。初年度の効果=年間効果−(初期費用+解約費用)。回収月数=(初期費用+解約費用)÷純削減額を切り上げた月数です。

計算例

現在 3 万円、変更後 2 万円、増える費用 1,000 円なら純削減額は月 9,000 円、年間 10.8 万円です。初期費用 2 万円と解約費用 1 万円なら、回収月数は 30,000÷9,000=3.3 で 4 か月です。

使っている式

計算式
名前やっていること式
月額の純削減額現在の月額から、変更後の月額と増える継続費用を引いた値です(マイナスなら増額)。net = cur - nw - extra
一回限りの費用の合計初期費用と解約費用の合計です。once = init + cancel
年間の削減効果(一回限りの費用を除く)(結果)月額の純削減額を 12 倍した値です。net * 12
初年度の効果(一回限りの費用を引く)(結果)年間の削減効果から初期費用と解約費用を引いた値です。net * 12 - once
回収月数(月額の純削減額が 0 以下のときは 0)(結果)一回限りの費用を月額の純削減額で割って切り上げた月数です。if(net > 0, ceil(round(once / net, 6)), 0)
検討期間の効果(一回限りの費用を引く)(結果)月額の純削減額に検討期間を掛け、一回限りの費用を引いた値です。net * months - once

式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。

設定値(定数)と出典

この計算では、税率や料金表などの外部の設定値は使っていません。数学的な定義の式だけで計算しています。

入力できる範囲

入力項目
項目範囲初期値
現在の月額0〜1,000,000,000円30,000円
変更後の月額0〜1,000,000,000円20,000円
増える継続費用(月額)0〜1,000,000,000円1,000円
初期費用0〜1,000,000,000円20,000円
解約費用0〜1,000,000,000円10,000円
検討する期間1〜600か月36か月

結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。

ご利用にあたって

  • 入力した金額による試算です。契約の残り期間の支払い・税・割引の条件は反映していません。必要なら増える継続費用や解約費用に含めてください。
  • 削減によってサービスの内容が下がる場合は、同じ条件での比較になっているか確認してください。
  • 税務・契約・法律の判断の代わりにはなりません。